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麻雀 役一覧 完全解説

門前役・食い下がり役・役満まで全役の成立条件・翻数・注意点を網羅したリファレンス

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役の基礎知識

役(やく)とは、麻雀であがるために必要な条件のことです。基本的には1つ以上の役を持たなければ和了(あがり)できません(一発・嶺上開花など例外あり)。

翻(ハン)数は役の価値を表し、翻が多いほど点数が高くなります。1〜3翻が通常役、4翻以上で満貫(8000点)、役満は32000点(子)〜48000点(親)になります。

鳴き(副露)とは他家の捨て牌をチー・ポン・カンして手牌に加えること。鳴くと一部の役が消えたり翻数が下がります(食い下がり)。鳴けない役を「門前役」と呼びます。

🔒門前役(鳴き不可・メンゼンのみ)

立直リーチ
1翻
門前の状態でテンパイし、1000点棒を供託して宣言する。宣言後は手牌の変更が原則不可。
成立条件:門前テンパイ・手牌が4面子1雀頭構成
注意点:リーチ後はツモ切り強制。ただしカン(暗槓)は新ドラが増えるため一定条件下で可能。リーチ棒は和了した人が総取り。
門前のみ 一発・裏ドラ・ダブリーと相性◎
門前清自摸和メンゼンツモ
1翻
鳴きなし(門前)の状態でツモ和了する。ロンでは成立しない。
成立条件:副露なし・ツモ和了
注意点:ロン(他家の捨て牌でのあがり)では成立しない。鳴いた場合は消える。
門前ツモのみ
一発イッパツ
1翻
リーチ宣言後、次の自分のツモまでの間(一巡以内)に和了する。
成立条件:リーチ宣言直後の一巡以内に和了。他家のカンが入ると一発は消える。
注意点:ルールによっては一発なしの場合がある。競技麻雀では廃止していることも。
リーチ後のみ
両立直ダブルリーチ
2翻
配牌直後(第一ツモ前)にテンパイしてリーチする。
成立条件:第一ツモの前、かつ誰も鳴いていない状態でテンパイ宣言
注意点:通常のリーチの2倍翻。一発・裏ドラも適用される。供託は1000点棒。
門前のみ 裏ドラ・一発◎
平和ピンフ
1翻
4面子すべてが順子(シュンツ)で、雀頭が役牌でなく、最終形が両面待ち(リャンメン)。
成立条件:4つの面子がすべて順子 / 雀頭が役牌(三元牌・場風・自風)でない / 両面待ちで和了
注意点:門前のみ。ツモ和了の場合は符がつかず「20符」として計算する特別ルール。
門前のみ 例:123m 456p 789s 234s 55p 両面待ち
一盃口イーペイコー
1翻
同じ種類・同じ数字の順子が2組ある(完全に同一の順子2組)。
成立条件:同一の順子を2組作る(例:123m と 123m)
注意点:門前のみ。二盃口(後述)は3翻で門前のみ。
門前のみ 例:1-1-2-2-3-3 → 123m 123m
二盃口リャンペイコー
3翻
一盃口を2組持つ(同一の順子2組 × 2セット)。七対子とは複合しない。
成立条件:完全に同じ順子2組を2セット作る
注意点:門前のみ。二盃口の場合、七対子は不成立(6枚同一牌が必要になるが、麻雀は同一牌4枚まで)。
門前のみ 例:123m 123m 456p 456p + 雀頭
嶺上開花リンシャンカイホウ
1翻
カン(槓)した後に引く嶺上牌でツモ和了する。
成立条件:カン直後の嶺上牌でツモ和了
注意点:鳴きがあっても成立。嶺上開花はツモ和了扱いだが、門前ツモ(メンゼンツモ)が別途成立する。
カン後の特殊ツモ
海底摸月ハイテイモーユエ
1翻
牌山の最後の1枚(海底牌)をツモして和了する。
成立条件:牌山最後の1枚でツモ和了
注意点:河底撈魚(ロン)と混同しないよう注意。海底はツモ、河底はロン。
最後の牌でツモ
河底撈魚ホウテイロウユイ
1翻
牌山が尽きた後の最後の捨て牌(河底牌)でロン和了する。
成立条件:牌山最後の1枚が切られた捨て牌でロン
注意点:フリテンに注意。海底摸月との違いを整理しておくこと。
最後の捨て牌でロン
槍槓チャンカン
1翻
他家が加槓(ポンした牌を4枚目で追加するカン)をしたとき、その牌でロン和了する。
成立条件:他家の加槓牌でロン
注意点:国士無双のみ暗槓でも槍槓が成立するルールがある(特殊ルール)。フリテンには注意。
加槓への刺し込み

🀁食い下がり・鳴き可能役

断么九タンヤオ
1翻
手牌に1・9・字牌が一切含まれない(2〜8の数牌のみ)。
成立条件:手牌と和了牌がすべて2〜8の数牌
注意点:鳴き有りの「喰いタン」はルールによっては禁止。鳴いても翻数は変わらず1翻。
鳴き:1翻(食い下がりなし) 平和・リーチと相性◎
一気通貫イッキツウカン
2翻 / 鳴き1翻
同じ種類の数牌で1〜9(123・456・789)を揃える。
成立条件:同一種類の数牌で123・456・789の3順子を作る
注意点:3種類の数牌(萬・筒・索)にまたがっては成立しない。鳴くと1翻に下がる。
鳴き:1翻(食い下がり) 例:123m 456m 789m
三色同順サンショクドウジュン
2翻 / 鳴き1翻
萬子・筒子・索子で同じ数字の順子(シュンツ)を3組作る。
成立条件:同一の数字の順子を3種の数牌すべてで揃える
注意点:鳴くと1翻に食い下がる。三色同刻(コウツ版)は別役で鳴いても2翻。
鳴き:1翻(食い下がり) 例:123m 123p 123s
三色同刻サンショクドウコウ
2翻
萬子・筒子・索子で同じ数字の刻子(コウツ)を3組作る。
成立条件:同一の数字の刻子を3種の数牌すべてで揃える
注意点:鳴いても2翻(食い下がりなし)。三色同順より点数は同じだが鳴きに強い。
鳴き:2翻(食い下がりなし) 例:333m 333p 333s
対々和トイトイホウ
2翻
4面子すべてが刻子(コウツ)または槓子(カンツ)。
成立条件:4面子すべてポン(もしくは暗刻・槓子)
注意点:鳴いても2翻(食い下がりなし)。三暗刻・四暗刻との複合に注意。
鳴き:2翻(食い下がりなし) 三暗刻・小三元との複合あり
三暗刻サンアンコウ
2翻
手牌の中に3組の暗刻(ツモった牌のみで揃えたコウツ)がある。
成立条件:副露を使わずツモだけで揃えたコウツが3組
注意点:ロン和了の場合、和了牌はコウツに含まれない(ロン牌は「明刻」扱い)。そのためロンで3暗刻成立には別途暗刻が3組必要。
鳴き:2翻(食い下がりなし) 注意:ロンは明刻扱い
混全帯么九チャンタ
2翻 / 鳴き1翻
すべての面子と雀頭に么九牌(1・9・字牌)が含まれる。
成立条件:各面子と雀頭に必ず1・9・字牌を含む。順子と刻子が混在してもOK。
注意点:純チャンタ(純全帯么九)との違い:チャンタは字牌を含んでよいが、純チャンタは数牌の1・9のみ(字牌不可)。
鳴き:1翻(食い下がり) 例:123m 789p 111z + 9s9s
純全帯么九ジュンチャンタ
3翻 / 鳴き2翻
すべての面子と雀頭に1・9の数牌が含まれる(字牌を使わない)。
成立条件:字牌を一切使わず、各面子と雀頭に1または9が含まれる
注意点:チャンタより難易度高。混一色・清一色との複合を狙いやすい。
鳴き:2翻(食い下がり) 例:123m 789p 123s 999s + 11m
混一色ホンイツ
3翻 / 鳴き2翻
1種類の数牌と字牌だけで手牌を構成する。
成立条件:萬子(または筒子・索子)1種類 + 字牌のみで構成
注意点:清一色(数牌1種のみ)との違いは字牌の有無。鳴きで2翻に食い下がる。
鳴き:2翻(食い下がり) 役牌との複合で点数大幅アップ
清一色チンイツ
6翻 / 鳴き5翻
1種類の数牌だけで手牌を構成する(字牌不可)。
成立条件:萬子(または筒子・索子)1種類のみで9面子1雀頭を構成
注意点:6翻は事実上の満貫超(跳満相当)。鳴いても5翻で跳満に届く。混一色より難易度が高い。
鳴き:5翻(食い下がり) 最高得点クラスの通常役
小三元ショウサンゲン
2翻
三元牌(白・発・中)のうち2種を刻子、1種を雀頭にする。
成立条件:白・発・中のうち2つを刻子、残り1つを雀頭(対子)にする
注意点:小三元は2翻だが、刻子にした2つの三元牌はそれぞれ役牌1翻が加算されるため合計4翻となる。
鳴き:2翻(食い下がりなし) 役牌2翻 + 小三元2翻 = 計4翻
三槓子サンカンツ
2翻
4面子のうち3つがカンツ(槓子)。
成立条件:3回カンをして3組の槓子を作る
注意点:暗槓・明槓どちらでもOK。四槓子(役満)とは別。非常に珍しい役。
鳴き:2翻(食い下がりなし)

🃏役牌・三元牌・風牌

役牌(三元牌)ヤクハイ・サンゲンパイ
各1翻
白(ハク)・発(ハツ)・中(チュン)の刻子または槓子を作る。三元牌は種類に関わらず各1翻。
成立条件:白・発・中のどれか1種の刻子/槓子
注意点:鳴き(ポン)でも1翻成立。3つすべて揃えると大三元(役満)。
鳴き:1翻(食い下がりなし) 最も使いやすい役のひとつ
役牌(場風・自風)バカゼ・ジカゼ
各1翻
場風(東場なら東、南場なら南)または自分の座風の刻子を作る。
成立条件:場風牌または自風牌の刻子/槓子
注意点:場風と自風が重なると(例:東場・東家の東牌)「連風牌」として2翻になるルールが多い(ローカルルールあり)。雀頭にしても役にはならない(雀頭符のみ)。
鳴き:1翻(食い下がりなし) 連風牌:場により2翻

🎯特殊形・七対子

七対子チートイツ
2翻
対子(同じ牌2枚)を7組揃える特殊形。4面子1雀頭構成ではない。
成立条件:7種類の対子で構成(同じ牌の重複は不可)
注意点:鳴き不可(門前のみ)。符計算は特殊で25符固定が一般的。リーチとの複合可。同一牌4枚は4対子とはならない(ルールによる)。
門前のみ 25符固定(通常) リーチ・ドラとの複合◎
混老頭ホンロウトウ
2翻
手牌がすべて1・9の数牌と字牌(么九牌)のみ。
成立条件:すべての面子と雀頭が1・9・字牌で構成
注意点:必然的に対々和(2翻)またはチートイツ(2翻)と複合するため、実質4翻以上になる。
鳴き可 対々和と必ず複合(計4翻)

🌟役満

天和テンホウ
役満
親が配牌時点(第一ツモ前)に和了している。
成立条件:親のみ・配牌の14枚で和了形になっている
注意点:誰もポン・カン・チーをしていない状態が条件。非常にまれな役満。
親のみ
地和チーホウ
役満
子が第一ツモ(最初の自摸)で和了する。
成立条件:子のみ・第一ツモで和了形になる(他家の副露なし)
注意点:他家が一度でも鳴いた後は成立しない。天和同様に非常にまれ。
子のみ・第一ツモ
国士無双コクシムソウ
役満
1m・9m・1p・9p・1s・9s・東・南・西・北・白・発・中の13種を1枚ずつ+そのうち1枚を対子。
成立条件:么九牌13種を揃え、そのうち1種を2枚持つ
注意点:13面待ち(すべての么九牌で和了可)はダブル役満とするルールあり。門前のみ。槍槓でも成立するルールあり。
門前のみ 13面待ちはダブル役満のルールあり
九蓮宝燈チュウレンポウトウ
役満
1種類の数牌で1112345678999を揃え、さらに同種の数牌を1枚加えて和了。
成立条件:1種の数牌で1112345678999に任意の1枚を加えた14枚
注意点:門前のみ。9面待ち(純正九蓮)はダブル役満とするルールあり。手牌を見られると上がり形が推測されやすいため「見せ手」と呼ばれる。
門前のみ 純正はダブル役満のルールあり
大三元ダイサンゲン
役満
白・発・中の3種すべてを刻子または槓子にする。
成立条件:白・発・中の刻子/槓子を3組すべて作る
注意点:鳴きで成立可。残り1面子と雀頭は自由。3枚ポンを進める過程で手牌が読まれやすい。
鳴き可
小四喜ショウスーシー
役満
東・南・西・北の風牌のうち3種を刻子、1種を雀頭にする。
成立条件:東南西北のうち3つを刻子/槓子、残り1つを雀頭にする
注意点:鳴き可。大四喜(4種すべて刻子)はダブル役満。
鳴き可
大四喜ダイスーシー
役満(ダブル役満)
東・南・西・北の4種すべてを刻子または槓子にする。
成立条件:東南西北すべてを刻子/槓子で揃える
注意点:ダブル役満扱いのルールが多い。雀頭は任意の牌。小四喜との違いは「雀頭に風牌を使うかどうか」。
鳴き可 ダブル役満(多数派ルール)
字一色ツーイーソー
役満
すべての面子と雀頭を字牌(三元牌・風牌)のみで構成する。
成立条件:手牌14枚がすべて字牌
注意点:鳴き可。対々和・役牌等が複合するが、役満が成立すると翻計算なしで役満点になる。
鳴き可
清老頭チンロウトウ
役満
すべての面子と雀頭を数牌の1か9のみで構成する(字牌不可)。
成立条件:1・9の数牌のみで手牌を構成(必然的に刻子/槓子のみ)
注意点:鳴き可。混老頭より厳しい条件(字牌不可)。対々和・純チャンタとも複合するが役満点になる。
鳴き可
四暗刻スーアンコウ
役満
4面子すべてを暗刻(ツモのみで揃えたコウツ)にする。門前のみ。
成立条件:副露なしで4組の刻子(暗刻)を作りツモ和了
注意点:ロン和了はシャンポン待ちのみ成立(ロン牌が暗刻の1枚になるため)。単騎待ちのツモはダブル役満とするルールが多い。
門前ツモのみ(ロンはシャンポンのみ) 単騎待ちはダブル役満
四槓子スーカンツ
役満
4面子すべてをカン(槓子)にする。
成立条件:4回カンをして4組の槓子を作る
注意点:4回のカンができるのは原則1人のみ(他家が各1回カンして計4回になると流局)。非常にまれな役満。
鳴き可(明槓・暗槓混在可)
緑一色リューイーソー
役満
索子の2・3・4・6・8と発(緑色の牌)のみで構成する。
成立条件:手牌が2s・3s・4s・6s・8s・発(ハツ)のみで構成
注意点:発を使わなくても成立するルールあり(ローカルルール)。索子の緑色の牌で構成するのが由来。鳴き可。
鳴き可 発なしルールあり(要確認)

ダブル役満(主要ルール)

ダブル役満一覧
役満×2
以下の役はルールによりダブル役満扱いになることが多い(一般的な競技ルール・Mリーグ等)。
大四喜(東南西北すべて刻子)
四暗刻単騎(四暗刻の単騎待ちツモ)
国士無双13面待ち(13種すべての么九牌が和了牌)
純正九蓮宝燈(9面待ちの九蓮宝燈)
天和・地和(ダブル役満扱いにしないルールも存在)

ダブル役満の点数は通常役満の2倍。子なら64000点、親なら96000点(ルールにより異なる)。
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